2008年8月10日日曜日

研究計画書 その②

○研究計画
 日本がどのような社会であるのかについて分析するためにも、以下4つの研究に取り組みたいと考えている。

① 「集団就職」や出稼ぎ労働などで農村から都市へきた労働者たちについて、分析してみたい。高度経済成長の大きな要因として、農村からの人口移動が指摘される。こうした労働者は、都市における中小企業や、建設現場などで労働していたと考えられる。大企業などと比べると条件が悪かったと考えられる労働環境の労働者たちの姿を明らかにすることによって、日本の戦後からの格差の問題について明らかにしていきたい。

② 寿町などで見られる「貧困」の問題について考えてみたい。「貧困」の問題は、格差の最も進んだ問題であると考えている。この「貧困」の問題を、経済的または社会的構造分析することによって、その問題へと至る類型を明らかにしていく中で、日本の「貧困」問題を考えてみたい。

③ 「挑戦して失敗」した人たちに関する問題について取り組んでみたい。今日でも、中小企業の経営者は、その事業に失敗すると、その債務を個人保証しているために、家や車の財産を売り払うというリスクに曝されていると言われている。②で見た「貧困」と関連させながら、「挑戦して失敗」していった人たちが、どうして、「貧困」に陥って行くのか、行かないのかについて分析してみたい。社会保障の問題について焦点を当てていきたい。

④ ①②③で、何が問題で、どうしてそうなったのかについて、分析した後に、「希望」を持ち、「幸せ」に暮らすことができるための社会保障の在り方について考えてみたい。

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